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今回は他業者さんによるエアコン4台の手直し工事となります。
「エアコンを付けてもらったんですが、隙間風がスースー入ってくるので寒いんです...。一度点検してもらったんですが、相変わらず隙間風が入ってくるんです...。」
「なるほどぉ...それは困りましたね...。(−_−;)」
早速点検にお伺いさせて頂きました!
⬇
4台中すべてのエアコンの穴は、断熱材が無茶苦茶に抜かれ、適切な処理が施されておりませんでした。これでは隙間風が入るのは当然です。 うち1台は明らかな穴あけミスです...。
少し具体的なお話をさせて頂くと、お家の壁の中には「『湿度は通すけれど水は通さない』というような特殊な防水シート」や「空気の流れる通気層」といったものがあります。
➡これらは空気を「温度差・気圧差」によって循環させるためのもので、それによって壁内は適度な湿度が保たれるのです。
壁の中では常に空気が流れておりますので、穴をあければ当然室内の方へ風が吹き込んで来ます。
➡壁に穴があくことにより循環機能のバランスが崩れ結露しやくなります。
➡よく聞く「気づいたら壁の中がカビだらけ」という多くは、このような施工不良によって引き起こされているのです。
➡「安物買いの銭失い」という諺がありますが、過去には2Fリビングのたった一台のエアコンが原因で、2階から1階にかけての柱やリビングの床半分を張り替えるはめになったお客様もいらっしゃいます。
こうなると修繕費用も数百万単位となり、「エアコン下請け業者さん」か「元請け会社」のどちらが責任を取るかモメにモメ、裁判の結果、元請け会社が責任を取る事になりました。
中には、そのまま連絡がとれないままお客様が修繕費を負担するはめになるケースもよくあります。
ご新築の、特に最初のエアコン工事は細心の注意が必要です!
手抜き工事にあったお客様は、
「お金はもうどうでもいいから味わった精神的なストレスとそれに費やした時間を返して欲しいです...。」
と、おっしゃいます。本当に、「後悔先に立たず」ですので、くれぐれもお気を付け下さいませ...。
*** (1)1F LDK ***
~~~ 手直し前 ~~~
➡いくらパテで穴を埋めたところで適切な処理とは言えません。
➡4台全ての「エアコンの配管接続処理」が不適切でした。冷たいガスが通る「配管の露出」は結露の原因となります。(※基本中の基本です!)
➡4台すべてのエアコンが、エアコン容量にあった規定の電線を使用していないため非常に危険です。これらは手抜き工事以前の問題です。
➡こちらも4台すべてそうでしたが、エアコン室内機据付板の固定ネジも、ただ闇雲に打ち付けているだけというものが多く、これでは大きな地震があったりした場合、抜け落ちます。
Ex. |
※壁にビスを打ち付けすぎと壁自体の強度が下がり、最悪の場合、ボードの張り替えが必要となります!
➡ただ壁にカバーを取り付けてあるだけですので確実に「風や雨水」が入り込みます。⬆⬇
~~~ 手直し後 ~~~
➡力学を考慮してネジを打ち付けておりますので、無駄がなく非常に効率的です!:)
※詳しい施工法はお載せすることはできませんが、私たち新築専門エアコン職人ならではの施工法で穴処理をしておりますので気密・防水性は万全です! ⬆⬇
三菱:MSZ-ZW5616S-W (1) |
三菱:MSZ-ZW5616S-W (2) |
三菱:MSZ-ZW5616S-W (3) |
*** (2)2F 南:穴あけミス ***
こちらは明らかに穴あけミスをしてしまったようでした...。
同業者ですので、ここに穴をあけた方の気持ちが切ないほどよく分かります...。
恐らく相当手こずったであろう跡が随所で見られ、複雑な気持ちとなりました...。
~~~ 手直し前 ~~~
➡アース(雷対策)の処理が面倒だったのか、適当な長さに切らずそのまま押し込んであったため、ぐちゃぐちゃです。⬆⬇
こちらの穴あけは絵に描いたような、ジャストミートで柱にぶち当たっています...。
どうにかこの穴で済まそうと、外側から改めて穴をあけ直してあります。
これは作業をおろそかにした典型的な手抜き工事です。
こちらの穴あけはお客様に知らされないまま工事が完了してしまっていたそうです。
これでも柱が抜かれていない分、不幸中の幸いです。
エアコン設置後、わざわざエアコンを取り外して確認などできませんので、手抜き工事の多くは何年も経った後に気づくものです。
エアコン交換の際になって、
「お客様、こちら柱が抜かれております...。」
「えーーーーーッ!本当ですかぁ!?」
「何年前にエアコン工事なされたんですか??」
「10年くらい前です...。」
となることがほとんどです。
その時はすでに業者さんと連絡が取れなくなっていたりしますので気をつけなければなりません。
~~~ 手直し後 ~~~
➡柱の露出面を保護し、穴全体を加工・処理しております。こちらも詳しい施工法はお載せすることはできませんが、私たち新築専門エアコン職人ならではの施工法で穴処理をしておりますので気密・防水性は万全です! ⬆⬇
※こちらの穴は、あと数ミリ上にあけられていた場合、穴を大きく加工する必要がありました。あまりにも紙一重で、悪い意味で逆にすごいです...。(-_-;)
三菱:SRK22TT-W (1) |
三菱:SRK22TT-W (2) |
*** (3)2F:西 ***
こちらも室内機を外して確認してみると、、、
⬇
~~~ 手直し前 ~~~
➡断熱材などお構いなしの「スースー」状態です。こままでは後々の結露が心配です。
~~~ 手直し後 ~~~
➡室内機据付板・穴を適切に加工・処理し、室内機を設置します。
三菱:SRK22TT-W (1) |
三菱:SRK22TT-W (2) |
三菱:SRK22TT-W (3) |
*** (4)2F:東 ***
~~~ 手直し前 ~~~
考えようによっては「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」で、考えて打ってないわけです...。
これでは中学生がやっても同じことです。
➡こちらも先ほど同様、断熱材などお構いなしの「スッカスッカ」状態です。このままでは後々の結露が心配です。
~~~ 手直し後 ~~~
三菱:SRK22TT-W (1) |
➡配管の露出・電線を修正し、コンセントの長さを調整します。
三菱:SRK22TT-W (2) |
三菱:SRK22TT-W (3) |
三菱:SRK22TT-W (4) |
~~~ 終わりに ~~~
ご新築のエアコン工事はとにかく「直しのきかない最初の工事」が肝心です。
最初の基礎ができていれば、将来の交換工事ではそれに合わせて施工すれば済みますので、重大なミスに繋がることは少ないからです。
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1F LDK;三菱:MSZ-ZW5616S-W
2F 南;三菱:SRK22TT-W
2F 西;三菱:SRK22TT-W
2F 東;三菱:SRK22TT-W
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*** この時期、エアコン購入をお考えのお客様へ ***
エアコン価格は7~8月頃が一番高く、反対に11~12月頃が最安値となります。
(→エアコンによっては半額以下になります!:D)
夏の間はLDKなどの必要なお部屋だけに取り付けておき、残りのエアコンは秋から冬頃に取り付けするのが一番賢い方法です。
お客様の中には、去年の安い時期にエアコンを購入しておき、お家の完成・引越しに合わせて今年の夏に取り付けする方もいらっしゃいます。
弊社ではエアコン無料保管サービスを承っておりますので、ネット購入したエアコンを直接送って頂ければ工事当日まで弊社倉庫にて大切にお預かりさせて頂きます。
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(*スティーブ・ジョブズはこんな名言を残しています。
「自分ができる最良のモノをクリエイトしようとするとき、例えばもし君が大工で素晴らしいタンスを作ろうとしたら、良質の木を使うでしょう。
いくら外からは見えないからとは言え、『本物』を追求する人は背面にベニヤ板は使わないよね。」
これは私たちの「モットー」を代弁してくれていると言えます。
彼が言うように外からは見えないところにも耐久性の良い部材を使用し、ビス穴一つ一つ、コーキング処理を適切に施しておりますのでご安心してお任せ下さい。)
なにか疑問・ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい!
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新築専門エアコン職人.comの名前や工事内容と似たエアコン業社さんがいらっしゃるようですが、弊社とは一切関係ございませんのでお気をつけ下さい。
(※弊社は支店・営業所・協力会社は持たず、見積もりから工事に至るまで100%有資格の正社員工事となります。
そのため、大変申し訳ございませんがエリアを限定させて頂いておりますのでご了承下さいませ。)
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