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東京・埼玉の新築エアコン工事|運営会社:有限会社THS

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2026年10月13日火曜日

No.1309 新築のエアコン工事でアースを確認|室外機から接地し、抵抗値まで測定

エアコンの工事では、室内機や室外機の見た目に加え、万が一の漏電に備える「アース(接地)」も大切です。これから新築を建てる方には、エアコン専用コンセントの計画とあわせて、接地線まで準備されているかを工事前に確認していただきたいと思います。

今回は、THSが室外機側からアース工事を行った施工をご紹介します。工事前の接地抵抗は364Ω、工事後は90Ω。アース線を接続するだけでなく、測定器で数値まで確認し、見えにくい安全対策もしっかり施工しています。

壁面に取り付けたエアコン室内機と上部の専用コンセント
設置したエアコンの室内機。新築のエアコン計画では、設置場所とあわせて電源・アースの準備も大切です。

1.エアコンのアースは、万が一の漏電に備えるために

アースは、機器内部で漏電が起きたとき、電流を接地側へ流し、感電の危険を抑えるための設備です。エアコンが動くかどうかだけでは、アースが適切に施工されているかは分かりません。

日立の公式案内でも、エアコンの設置では接地工事を行うよう説明されています。ご自宅に取り付ける機種の据付説明書に従い、電源と接地を含めて施工することが大切です。日立のアースに関する公式案内

アースと漏電ブレーカーは、それぞれ役割が違います。

アースは漏電電流を流す経路をつくり、漏電ブレーカーは漏電を検出して電路を遮断します。両方の設備と施工条件を確認し、必要な安全対策を整えます。

アースは雷対策にも役立ちます

近年、短時間に激しい雨が降る回数は増加傾向にあります。いわゆる「ゲリラ豪雨」をもたらすような発達した積乱雲は、落雷を伴うこともあります。これからの住まいづくりでは、突然の雷雨に備え、エアコンなどの電気設備の安全対策も考えておきたいところです。

先々まで安心してエアコンを使うために、アースは新築時や設置・交換時に、しっかり整えておきたい大切な設備です。THSでは、日々の快適さとともに、こうした見えにくい安全対策も大切にしています。

アースは、漏電時の感電対策に加え、雷による被害を軽減するためにも大切な設備です。近くへの落雷で、電源線などを通して一時的な異常電圧(雷サージ)が入り込み、エアコンの電子部品に影響することがあります。

雷への備えは、適切なアースと、分電盤の避雷器(SPD)などの設備、機器の接地の取り方を含めて、住まい全体で考えることが大切です。アース工事だけで落雷による故障を完全に防げるわけではありません。

THSでは、安全対策の基礎となる接地も、接続から測定まで丁寧に施工しています。新築時は、エアコンの設置計画とあわせて、電源・接地設備や雷への備えをハウスメーカー・電気工事担当者と確認しておきましょう。

関連資料:NITEの製品安全資料(雷への備え・8ページ) / 雷対策の基本的な考え方(サンコーシヤ) / 大雨の増加と積乱雲に伴う落雷(気象庁)

2.室外機側からアース工事。見えにくい接続部も丁寧に

今回の現場では、室外機側からアース処理を行いました。エアコンは室内側だけでなく、室外機側から接地する方法もあります。適した方法は機種や設置条件によって異なるため、メーカーの据付説明書を踏まえて判断します。

室外機下部のアース端子に接続した接地線と配管の接続部分
室外機側のアース接続部。普段は目に入りにくい部分も、しっかりと施工しています。

完成後は配管やカバーに目が向きやすくなりますが、接地線の接続も欠かせない部分です。THSでは、見た目の仕上がりだけでなく、こうした安全に関わる部分まで丁寧に施工しています。

外壁沿いに設置したエアコン室外機と下部から地面側へ延びる接地線
室外機側からアース処理をした設置後の様子。配管の仕上がりとともに、安全に関わる接地も大切にしています。

3.接地抵抗を測定。工事前364Ωから工事後90Ωへ

アースは、線を取り付ければそれで終わり、というものではありません。今回の工事では接地抵抗を測定し、工事前後の数値を確認しました。接地抵抗は、接地極から大地へ電流が流れる際の抵抗を示す値です。

測定のタイミング接地抵抗の表示
アース工事前364Ω
アース工事後90Ω
アース工事前の接地抵抗計に表示された364オームの測定値
アース工事前の接地抵抗の測定表示:364Ω。

工事前の測定では364Ωでした。現場の地面や設置場所の状況を踏まえてアース工事を行い、室外機側の接地を整えています。

砂利敷きの屋外で行ったエアコンのアース工事の様子
屋外で行ったアース工事の様子。現場の状況を踏まえて接地処理を進めました。

工事後の測定では90Ωとなりました。接続の仕上がりと、測定による確認を大切にすること。普段は見えにくい工程にも手をかけ、お客様に安心してお使いいただける工事を目指しています。

アース工事後の接地抵抗計に表示された90オームの測定値
アース工事後の接地抵抗の測定表示:90Ω。取り付けた後の数値まで確認しています。

接地抵抗の基準について

電気設備の技術基準の解釈では、D種接地工事の接地抵抗は原則100Ω以下です。地絡時に0.5秒以内で電路を自動遮断する装置を設ける場合は500Ω以下となる条件付きの例外があります。今回の工事後の測定表示は、原則の100Ω以下に収まる90Ωでした。

数値の適否は機器や電気設備の条件も含めて判断します。工事前の364Ωという表示だけで、設備全体が法令違反だったと断定するものではありません。


4.これから新築を建てる方へ。専用コンセントのアースを事前に確認

ご新築では、エアコンを取り付ける段階になってから接地方法を考えるより、電気図面や配線工事の段階で準備しておくと、工事の相談がスムーズになります。室外機の置き場所によっては、完成後に接地線を通す経路が限られることもあるためです。

ハウスメーカー様・電気工事の担当者様への確認に

「各部屋のエアコン専用コンセントには、接地線まで配線されていますか? 使用するエアコンに合うコンセントと、アースの接続設備が準備されていますか?」

  • エアコン用の専用回路と、使用する機種に合った電圧・コンセント形状が準備されているか。
  • 接地極やアース端子の形だけでなく、接地線の施工まで確認されているか。
  • 室外機の設置場所を含め、どこからアースを取る計画になっているか。

日本電気協会の「内線規程」は、住宅などの電気設備の設計・施工に用いられる民間の規格です。エアコン用コンセントでは接地極付きのコンセントを求めており、法令とは区別して、こうした施工の規格とメーカーの据付説明書も確認することが大切です。Panasonic「コンセント」の解説

法令上は接地を省略できる条件もありますが、その話だけでエアコンの接地確認を終わらせず、実際に取り付ける機器に必要な施工まで確認しましょう。THSへご相談の際は、ご新居の図面やエアコン用コンセント、室外機の設置予定場所の写真をお知らせください。

5.エアコンのアースについて、よくあるご質問

室内機の近くにアース線が見えないと、未接地ですか?

室外機側や接地極付きのプラグを通じて接地されている場合もあります。室内側に独立したアース線が見えないことだけで、未接地とは判断できません。機種に合った接地方法と、実際の施工を業者に確認してください。

アースがないと、エアコンが必ず故障しますか?

アースの主な役割は、漏電時の感電リスクを抑えることです。アースがないから必ず故障するとは限りません。ただし、正常に動いていても、メーカーの据付工事説明書に従い、確実に接地することが大切です。

エアコンのアースは雷対策にもなりますか?

適切なアースは、雷サージ対策を考えるうえでも大切な設備です。近くへの落雷で電源線などから異常な電圧が入り込むことがあるため、アースに加え、分電盤の避雷器(SPD)なども含めて住まい全体で備えることが大切です。アースだけで落雷による故障を完全に防げるわけではありません。

雷予報が出たときは、雷が鳴り始める前に運転を停止し、電源プラグを抜くかエアコン専用ブレーカーを切るなど、メーカーの案内に沿って備えます。雷が鳴り始めてからは、プラグや配線に触れないでください。

雷対策の基本(サンコーシヤ) / 落雷への備え(三菱電機)

アース工事をしていないと、メーカー保証を受けられませんか?

メーカーが指定するアース工事を行わないなど、据付工事説明書に従わない施工は、メーカー保証の対象外になる場合があります。エアコンが動いていても、アースを省略してよいわけではありません。安全に使い続けるためにも、設置時に電源と接地をしっかり整えることが大切です。

保証の扱いは、メーカー・機種・故障原因・保証書の規定によって異なります。また、アースがあっても、落雷や異常電圧による故障は保証期間内でも有料修理になる場合があります。THSでは、メーカーの据付工事説明書を踏まえ、アースを含めて丁寧に施工しています。

アース工事・保証について(Panasonic) / メーカー保証の規定(ダイキン)

新築でアースの追加工事が必要になったら、まず何を確認しますか?

契約内容や電気図面・仕様書で、どこまでの電源・接地設備が計画されていたかを確認しましょう。必要な工事と費用の分担は、その計画や現場の状況によって異なります。建築側とエアコン工事側で、施工範囲を工事前に共有することが大切です。

エアコン工事は、見える仕上がりも、見えにくい安全対策も。THSでは、お住まいと機種に合った設置方法を考え、アースを含めて丁寧に施工いたします。エアコン工事のお問い合わせはこちら

6.穴あけ後の処理(通気層×結露・カビ対策)

幾層にもなっている外壁では、エアコン工事で屋外側と室内側をパテ(粘土状の充填材)で埋めても、壁の構造や隙間の状態によっては、通気層の空気が壁内部やお部屋側へ入り込むことがあります。

温度や湿度などの条件が重なると、壁内部の結露やカビにつながるおそれがあります。見える部分だけでなく、壁内部の構造を踏まえた貫通部の処理が大切です。

※以下は、貫通部の処理や結露・カビについて説明するための参考写真・参考図です。今回のお部屋で結露やカビが発生したことを示すものではありません。

外壁構造と貫通部を示す参考写真
参考写真:外壁構造と貫通部(気密処理のイメージ)
通気層から内部への空気の流れを説明する参考写真
参考写真:通気層の空気が内部へ入り込む状態の説明
壁内部で発生する結露のイメージ図
参考図:壁内部で発生する結露のイメージ
カビが生じた状態を示す参考写真
参考写真:カビが生じた状態

新築専門エアコン職人では、貫通部の気密性に配慮したオリジナル施工のウレタン仕上げをご案内しています。

貫通部の隙間を処理し、気密性に配慮して施工しています。屋外側の防水処理も含め、建物の仕様に合った方法で仕上げることを大切にしています。

発泡ウレタンを用いた貫通部の処理の参考写真
参考写真:発泡ウレタンを用いた貫通部の処理
発泡ウレタンで貫通部の隙間を処理する工程の参考図
参考図:発泡ウレタンで貫通部の隙間を処理する工程
貫通部に隙間が残っている処理不備の参考写真
参考写真:貫通部の間違った処理例

建材・構造に合った施工が必要です

発泡ウレタン処理は、建材・構造に合わせて適切に施工することが重要です。すべての住宅で同じ処理が適しているわけではありませんので、工事前に施工方法をご確認ください。

→ よくある質問:(13)発泡ウレタン処理は必ずやった方がいいですか?
→ よくある質問:(20)量販店でスリーブ無しと言われた…

7.アンテナ工事もお考えの方へ。エアコンとのセット工事がおすすめです

新築でアンテナの設置もご検討中なら、THSのエアコン・アンテナセット工事もぜひご相談ください。どちらも自社で施工し、ご相談や工事の窓口をまとめられます。それぞれの設備に合う施工を行い、外壁の配管・配線まで丁寧に仕上げています。

エアコン・アンテナセット工事の施工例

THSが手がけた、別の現場でのセット工事をご紹介します。エアコンとアンテナをどちらも自社で施工し、設備本体だけでなく、配管・配線の仕上がりまで大切にしています。

施工例①|デザインアンテナとエアコン室外機

セット工事の施工例:ブラウンの外壁に設置したデザインアンテナとベランダのエアコン室外機
ブラウンの外壁になじむデザインアンテナと、ベランダに設置したエアコン室外機。

外壁の色に合わせたデザインアンテナを設置し、ベランダにはエアコン室外機を納めています。お住まいの外観に調和する仕上がりも、THSが大切にしているポイントです。

施工例②|BSアンテナと配管化粧カバー

セット工事の施工例:外壁に取り付けたBSアンテナとエアコンの配管化粧カバー
外壁に取り付けたBSアンテナと、すっきりと仕上げたエアコンの配管化粧カバー。

アンテナのケーブルは外壁に沿わせ、エアコンの配管は化粧カバーで丁寧に仕上げています。セット工事では、それぞれの設備に合う施工を行いながら、配管・配線まで美しく納めます。

エアコン・アンテナセット工事の詳しいご案内 / アンテナ工事もお考えの方はこちら